アッコにおまかせの初音ミク特集について

なんだそれ〜(○_○)という人が大多数かもしれないが問題を要約すれば、「初音ミク」という人工歌手ソフト(歌詞と音程を与えるとまるで人間が歌っているかのように演奏してくれる) の紹介をする番組(ソフトメーカもビデオの出演者もそのような認識だった。)だったはずが、なぜか後半でオタク叩きっぽい内容にされてしまったというはなしである。

このページがよくまとまっているかも:
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20071015_tbs_vocaloid2/

sisimaruは別に初音ミク嬢に思い入れがあるわけではないし、アキバ系ヲタクサブカルチャーを擁護するわけでも全くないのだが、この件に関しては何ともしっくり来ない。テレビ局というマスメディアの危うさがひしひしと感じ取られるのである。


それは次の2点に集約されるのではないか?

  • 当事者(ソフトメーカ・ビデオ出演者)に断り無しの内容変更
  • サブカルチャの一方的な批判。批判された側に反論の機会は与えられず、仮に反論してもその部分はカットされる。

その結果として得られたことは個の無視であり、衆の押しつけである。

だからマスメディアなのだ…といえばそれまでだが。情報操作に無防備な人々にはテレビのビビッドな画面は何とも面白おかしく、それにうなずく事で著名人と同様の個を持つものだと思うのであろう。例えそれがマスメディアの演出であっても。衆を語られたら、己の個を総動員してそれを疑え…という事だと思うのだが。


諸兄諸姉、どう思われますか?