コンゴ、サッカー場で11人死亡 呪文めぐり乱闘

ロイター通信によると、コンゴ(旧ザイール)東部で14日、地元サッカーチーム同士の試合中、選手の1人が呪文を唱えたところ乱闘となり、11人が死亡した。地元ラジオが15日伝えた。劣勢だったチームのゴールキーパーが試合の流れを変えるため、前に出てきて呪文を唱えたという。その後乱闘となり、警察官が駆け付けたが群衆に石を投げられた。警察は催涙ガスで応酬、死者のほか負傷者も複数出た。コンゴでは今も呪術信仰が残っている。

不幸な事件である。タブー(禁忌)が未だ残っている地域では、これは明確に行なってはいけない事であり、それについて門外漢が云々してはイカンのである。文明と文化は違うのだから。