海藻からバイオエタノール、日本海で生産構想

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http://www.asahi.com/science/update/0227/OSK200802270002.html

バイオエタノールを海藻のホンダワラ類からつくる計画。養殖や製造の基礎技術がほぼ確立し、日本海に巨大養殖場を設ける構想がある。日本のガソリン販売量のほぼ3分の1に相当する量になるという。三菱総合研究所京都府立海洋センター・東京海洋大などのグループが研究中。ロープに付着させた30センチの苗が半年で1〜3メートルに成長することを確認。乾燥重量100グラムあたり約30ミリリットルのエタノールが製造できるとわかった。年間に乾燥重量で約6500万トンの収穫が見込まれ、約2000万キロリットルのバイオエタノールを製造できる計算になる。

構想では、日本海沖合で比較的浅い「大和堆(やまとたい)」の水深約400メートルを中心とした海域に養殖場をつくる。ホンダワラ類を植え付ける太さ約3センチのロープを100本前後組み合わせた養殖ユニット(100メートル四方)を四国の半分強の広さにあたる約1万平方キロに並べる。沖合を活用するため、沿岸の生態系を守れる。

対岸の国から富栄養成分が垂れ流されている現状からして,海藻類もさぞかし繁殖する事であろう :P