倭国的ベジタリアンフードの罠(@_@)

今週は数日間は会社で仕事ができるsisimaruである。そう書くって言うことは数日後にはまた出張になるのであるが…(-_-メ)


そんなわけで首記の話である。実は今回の2週間国内外出張はアメリカ在住インド人と一緒であった。インド人というとベジタリアン、と言うステレオタイプを持っているsisimaruなのであるが、彼の状況は全くそうであり、かなりDeepなレベルなのであった(^^ゞつまり肉・魚は全くだめ。でも、これらからの副産物(牛乳・チーズ・卵等)はOK。でも魚の卵(イクラ、ウニ、タラコ等)は自分の嗜好でNG… そんなところである。


一方sisimaruはアンチ椎茸と蒟蒻である以外はほとんど食べ物に制限はないのだが、やはりここはベジタリアンフードに可能な限り合わせてあげるのが大人であろう。と言うわけで結構彼に付き合い、そういう食生活を続けてきたわけである。


最初の週はマレーシアにいた。そこでの食生活は全く大丈夫。ベジタリアンインドカレーや中華料理そんな物がフツーにある。それぞれsisimaruも美味しく堪能できたのである。う〜ん、ベジタリアンフード、なかなかイケるじゃない(^。^)ってなもんである。これは多民族国家であるマレーシアであるから当然のことであろう。


ところが日本に来てからは状況が一変した。食物はベジタリアン用に特別あつらえをせねばならない。出来合いレシピを給食センター方式で提供するフランチャイズファミレスはほとんど全滅であり、サンドイッチの肉抜きをしてもらうとか、そんな物しか食べ物がない… スープ類のレシピは更に興味深かった。ミネストローネにベーコンが入っているのである。(これってフツ〜?)野菜のみそ汁ならば良いかなぁと思っていると、今度は鰹節がダシに入っていたりするのである。とあるところではメキシコ料理に「ほんだし」風調味料が隠し味として入っており、野菜のブリトーを口にした瞬間直ちに食べるのを止め、これはなにやらタブーの味がする…なんて言っていた。


そんなわけで単一民族国家である倭国は、ベジタリアンにとってあまり優しくない国なのかなぁ…なんてすこし思ったりした。