海外の和食屋

こうなりゃやけくそで駄文の続き (m_m)日本語でのコミニュケーションを全くとっていないので、それが恋しいのだろうか? ある種のホームシックかなぁ(?_?)


去年は何遍もタイに来たsisimaruであるが、その時は限られた滞在日の食事の機会を最大限に生かさねばと思い、某オフ会の席を除いてはタイ料理とか中華料理とかの日本食以外のものばかり食べていた。しかし滞在も1ヶ月を越えるとさすがに日本食が恋しくなるものである。sryさまにEOS10Dをお譲りする用件もあり、久々に居酒屋に足を運んでみた。

さてその味はというと、くやしいかな、やけに美味いのである。料理を無闇に醤油だくにしていただくと、醤油が体にしみ入る感じがする。細胞がぴくぴくと歓喜の脈動をするのである。やはりsisimaruの血液は赤血球と白血球といくばかりかの醤油(国産丸大豆使用)でできているんだなぁと思った。醤油は日本人が日本人として海外に存在するために必須な成分なのだ。日本人ビタミンである。


さて、細胞の脈動が収まって我にかえると、どう考えても日本にある和食屋のほうが美味しいに決まっているなぁと考えだした。無論外国でいただく和食は醤油成分の禁断症状を充足させるという意味合いがとても強いわけだが、海外でそれ以上を求めるのは難しいのだろうか?


まず料理人の手配の問題があろう。日本におけるスタープレイヤー料理人は特別な理由が無い限り、海外に赴くのには腰が引けるはずである。また、才能を持ったルーキー料理人が野望を抱いて海外で料理修行をする、というのも難しかろう。そこには日本同様の競争原理が働いているとは思えないからである。


しかし食材面ではある種の素材に関してはとても有利な面があると思う。特定魚介類、野菜の類である。鶏肉も美味い。こうした高品質の素材が、現地では驚くべき安さで売られている。(その他方築地から空輸という食材もあるわけだが。)


この相反する状況の中で必要とされるのはまさに料理人の工夫であり、腕を振るうにふさわしい環境が揃っていると思う。ただ、問題はそれを味わう客の舌がついていくかである。sisimaruのように安直に醤油の味に細胞が脈動してしまい満足ような客はだめである。客も料理人としっかり対峙し、スルドイ審美眼(舌か)を持たねばなるまい。


例えれば、上に書いた某オフ会で焼肉をい頂いたお店は彼の地タイで営業しているにもかかわらず、日本より美味しかったりする。コストパフォーマンスもピカイチである。その秘密を今度訪問させていただいた時にでも、ご主人からお伺いしたいものである。


4月23日追記:鯖と言う魚はタイでは一般的なのだろうか?パッポンの日本人経営のステーキハウスで鯖ステーキなるものを食べてみたのだが、スコブル美味いのである。ちなみに値段は150バーツ!ビール飲んで、ご飯と味噌汁で330バーツ。日本円で1000円程か?素材良ければ、また料理人に志あれば美味いものが出せるということを体験したのであった。ご飯がタイ米を炊いたのでなければ完璧だったのだが(一言多い?)とりあえず大満足であるヾ(^v^)k