Apple Newton MessagePad 2100 (2000改)

SISIMARUの掌を通りすぎていったガジェットたちの続きの続きである。


良いケースでしょ〜ヾ(^v^)k


中身はNewton MessagePad 2100!(カラーバランスが変である)

待てよゴラァ(゚Д゚) リンゴマークが丸くね〜じゃね〜かよ〜これは2000だよ〜(-.-#) と言う人はかなりアップルのアレな人である。でも、誰がなんと言っても2100。アップグレードサービスを受けたから2100。


外見。未だ完動する筐体はかなりレアなんじゃないかな〜

いわゆる定番機であるから今更説明はいらないだろう。良くも悪くもガジェットの一つのトレンドになったと思う。

「良くも」と書いたのはそのソフトウエアの卓越さである。例えば "Dinner with Jonn at 7pm." なんて書くと、おまえはJohnと晩飯を午後7時に食いたいのかと聞いてくれる。そうだ、と答えればJohnが何人かいれば誰と、レストランのカテゴリーからどこで食べるんだ、とも訪ねてくれる。確認の後にそれをスケジュールに入れてくれる。正にPDA (Personal Digital Assistant)の王道だったと言えよう。

また、画面処理もいちいち気が利いていた。ゼスチャで文字を消すときとか、ダイアログボックスが出るときとか。CPUの処理能力をこういった部分に振り分けることの思い切りの良さ(遅くなってもかっこいい方が良いじゃんO_O)はOS Xまで脈々と続くアップルの美点だと思っている。

ただしソフトが卓越していた分、ハードは全く追いついていなかったと思う。この部分が「悪くも」の部分であろう。さっき褒めたくせに言うけど、やっぱり遅い(・_・、)日本語の表示・入力モジュールを導入するとその遅さは当社比30%アップとなる。そして日本語は「良くも」にかいた連想入力的な機能とは無縁であるから、結局日本語を使ってる分には並の、大きくて、遅い電子手帳になってしまう。もはやPDAではない。ただの電子手帳(>_<)

それでもSISIMARUは長い間Newtonを使っていた。なぜって、かっこいいからである。(*゚ー゚) 巨大なシステムダイアリを持ち運ぶのもあの時代の流行りだったから、みんなの持ってない、それでガジェット野郎の物欲を満たすグッズは自分の琴線に触れたのだろう。

もし、いまのハード環境でNewton OSが搭載されたプラットフォームが発表されたら素晴らしいと思う。カラーVGA液晶、WiFiブルートゥーススマートフォン機能、等々。iPod電話など出す暇があったら(出るのか ?_?)、今の金余りアップルはNewton Phoneを真剣に考えるべきだと思う。

そうそう、Einstein Projectと言うのがある。Paul Guyot氏が完成させたMac OSX上で動くNewton OSのエミュレーターである。これが出来れば同じLinuxOSで動くZaurusでもNewton OSが動くかも、又はIntel CPU世代のOS XタブレットPC上で… なんて夢物語を思ってにやにやしているのである(^_^)

http://www.kallisys.com/newton/einstein/en


でも、Windows Mobile対応のiTunesは出してね \(^o^)/