国民ID制度導入 13年までに

5月11日20時17分配信 毎日新聞

政府は11日の「IT戦略本部」(本部長・鳩山由紀夫首相)で、インターネットを通じた24時間行政サービスの2020年の実現に向け、13年までに個人認証のための「国民ID制度」を導入することなどを盛り込んだ新たな情報技術(IT)戦略を決めた。国民ID制度の導入により13年には、国民の半数以上が住民票や戸籍謄本などをコンビニエンスストアや郵便局に置いた「行政キオスク端末」を通じて入手できるようにする。電子化による行政コストの削減も目指す。


医療・介護分野での活用も重点項目に据え、診療情報を電子化して患者自身が管理・活用できるようにするため、13年までに調剤情報の電子化から着手。医師が遠隔地から診断するシステムや、高齢者の見守りシステムの普及で、医療過疎や孤独死対策にも活用する。


各施策は6月に政府がまとめる成長戦略に盛り込まれるが、国民ID制度は、現行の住民基本台帳ネットワークシステムの利用や、政府が検討中の納税者番号制度との関係について現時点で整理がついていない。予算についても古川元久副内閣相が会見で「今後、工程表策定の中で明らかになる」と述べるにとどまり、実現に向けた見通しは立っていない。

…あれっ、たしか国民総番号制に反対していたのって、民主党じゃなかったっけ?


2000年1月 鳩山由紀夫 党大会での代表あいさつ 
http://www.dpj.or.jp/news/?num=954

その1つは、総保守化の危機感でございます。数にものを言わせ、大政翼賛政治、まさにそれに匹敵するような政治を行いながら、盗聴法の成立を図り、住民基本台帳 改正法案を成立させてきた。国民総背番号制への移行、このような、国の権限をいつ の間にか徐々に徐々に強めていくという方向に、私たちは強い危機感を覚えます。


国民総背番号制国民ID制って、なにか違うの?
この党、ホントに言動不一致だなぁと最近思えててきた。
最近思うんじゃ、遅いか…