泰国状況 2題

ソースは「タイの地元新聞を読む」より


首相、即日付けで非常事態宣言を解除
http://thaina.seesaa.net/article/117997182.html

アピシット首相は24日0:00過ぎ、バンコク全域及び近県5県内の一部郡を対象に12日に発令された非常事態宣言を即日付けで解除すると発表した。この解除宣言は22日から開催されていた政治対立問題解消の為の上下院合同議会の締めくくりスピーチの中でなされたもので、国内和解に取り組む政府側の誠意を示すために解除を決断したと語った。また、この解除により非常事態宣言施行規則に則り身柄を拘束された者は釈放される事になるが、刑事案件で身柄を拘束された者は法手続きに則り釈放の是非が検討される事になる。タクシン元首相やパッタヤーで開催される予定だった東南アジア諸国連合関連会議を中止に追い込んだ大規模行動を扇動した者に関しては、非常事態宣言発令前に逮捕状が発行されている。


ウドンの強硬派、今度は政治活動の中止を発表
http://thaina.seesaa.net/article/117999688.html

24日朝配信されたINN電によると、ウドンターニー県内の赤服軍団を率いている強硬派として知られるクワンチャイ・プライパナー氏が、反政府活動の中止を発表したという。先に明らかにされていた25日に計画されている"一万人規模"の反政府集会に関しては、放送関連機材が押収されている自らが主催するコミュニティー・ラジオ局向けの機材調達の為の資金調達目的の集会に変更して開催される予定だという。昨年末頃のTVタイの報道によると、クワンチャイ氏が主催するラジオ局は、ルークトゥン歌手のサーヤン・サンヤー氏のプロモート目的で開設された所謂ルークトゥン放送局で、クワンチャイ氏が県内に組織したサーヤン氏のファンクラブが草の根の赤服軍団の動員に多大な貢献をしていたという。また、クワンチャイ氏は、反独裁民主主義同盟のDTV系幹部と一時断絶するきっかけになったプゥア・タイ党への資金支援要求の際に、メディアに対して活動資金の捻出に困窮しており、放送機材や自宅等が銀行に差し押さえられている他、シアン・イサーン代表のノックノーイ・ウライポン女史やそのプロモーターからも借金をしていた事を明らかにしていた。


27日の泰国出発をひかえて、なかなか良いニュースである。
ただし脳天気なカオスの国の事であるから、何が起こるかはわからないが…(^_-)