イスラム教徒数、カトリック上回る

2008/03/31【共同通信】

ローマ法王庁（バチカン）日刊紙オッセルバトーレ・ロマーノ（電子版）によると、バチカン高官は30日までに、世界のイスラム教徒の数が史上初めて、カトリック教徒数を上回ったと述べた。イスラム教徒の出生率がキリスト教徒より高いことが要因。プロテスタントや東方正教会を含めたキリスト教徒全体ではなお、イスラム教徒を上回っている。バチカンが毎年発行するバチカン年鑑のフォルメンティ編集長によると、2006年時点のイスラム教徒は世界人口の19.2%で、同17.4%のカトリック教徒を上回った。キリスト教徒全体では約33%。同紙は具体的な教徒の数は伝えていない。

このご時世にバチカンがこのようなアナウンスをするとは…
なにやらシンボリックな意味を持った話、なのかも知れない。