枯草菌にFD一枚(○_○)

枯草菌の勇姿(゜◇゜)ガーン


いろいろの所から引用しまくり(^^ゞ

慶応大学先端生命科学研究所は20日バクテリア(細菌)にデータを保存する技術を開発したと発表した。生命の設計図であるゲノム(全遺伝情報)に手を加え、残しておきたい情報を埋め込む。実用化には時間がかかるが、CD―ROMなど既存の記録媒体より格段に小さく何百年も長持ちする“生物メモリー”が将来登場するかもしれない。

全ての生物は遺伝情報を記録するゲノムを持っており、ゲノム情報は世代を経て伝わっていく。大きさが非常に小さいバクテリアを利用して、そのゲノムを構成するDNA配列の中に情報を変換して合成した“人工DNA”を挿入すれば、現在記録メディアの主流となっている磁気メディアの寿命をはるかに超える長期保存が可能となりうるため、同技術の研究に期待が集まっていた。しかし、生物は世代を経るごとにゲノムDNA配列を徐々に変化させるため、挿入した人工DNA配列も壊れてしまうという問題点がこれまでの課題となっていた。

そこで研究グループは、人工DNAをバクテリアのゲノムDNAの複数箇所にコピーして挿入する技術を開発。情報を読み取る際はバクテリアの全ゲノムDNA配列からコピーされた同じDNA配列を「あぶりだす」ことで照合する。仮に情報が部分的に壊れても、他のコピー配列から正しい情報に修復可能という。

体長が2〜3マイクロメートル(0.001ミリ)、体幅が0.7〜0.8マイクロメートル程といわれる「枯草菌(こそうきん)」というバクテリア1個に最大フロッピーディスク1枚分のデータが保存可能で、記録されたデータの寿命をコンピュータシミュレーションで予想した結果、数百年から数千年といったスパンの長期保存の可能性を示したという。

同技術は米化学会が発行する国際学術誌『Biotechnology Progress』の電子版に掲載された。


バイオコンピュータに最適な技術であろう。
どっかの会社で生体CPUも基礎実験が行われているし、既にスイッチングデバイスの基礎技術は完成しているとか。
いつの日かパソコンは水をやり、肥料を与えて育てる時代になるのである…(@_@)