超神ネイガー考


昨日から超神ネイガーにハマったsisimaruなのであるが、上に載せたネイガーのシンボルキャラクタ、はじめは単に「ネ・イ・ガ・ー」というカタカナを単純に意匠化し並べたものだと思っていた。ところが最近読みまくっているネイガーHP (http://homepage1.nifty.com/nexus/neiger/)によると、どうも違うようなのである。


これはナモミハギ(ナマハゲの意、後述)の神意を招請する者「神招ぎ」を表す字であり、「カンナギ」または「カミマネギ」と読む。神を表す「示」偏に、民を表す「人」の字、「刄による力」を表す字が並び、これらが一括りであることを意味する「一(指事文字)」が下部に配された会意文字だそうである。


さて、それではナモミハギ(火型剥)とはなにかといえばナモミ(火型)を剥ぐもののことである。火型とは長時間火にあたり続けることによって生じる皮膚の変質を指す方言であり、囲炉裏にばかりあたる怠け者の印とされる。そしてそれを剥ぎ取りに来る者、すなわち年の暮れに山から下りてきて人々の怠惰を諌め、災禍を祓い、来たる歳に祝福を与えていく荒ぶる来訪神というのが火型剥(=ナマハゲ)の由来である。


つまり、ナモミハギを示す「カンナギ」または「カミマネギ」という上記の辞書にすら載っていない古字を音読みしたものがネイガーなのである。更にネイガーとはナマハゲの語る「わるい子はいねいがー」にも符合する。そんな隠意を重折した言葉、もとい言霊だったのである…


まさに諸星大二郎の古代ロマンを彷彿させる話…(@_@)
面白くってたまらないのである…\(^O^)/