選挙を語らない

(少しだけまじめな話。)
彼の地泰國では昨日、日曜日が選挙投票であった。在日同胞はこちらでは何があったか、どうなんだといろいろと聞かれるのだが、表題にもあるとおりsisimaruは選挙を語らないのである。


自分なりの思いは、ある。しかし、たかだか数週間の滞在で何がわかるというのか?仮にわかったとしても、それをもっともらしくあれこれと語るのは僭越至極と言うものであろう。


所詮sisimaruは旅行者である。その国の楽しいところとか、面白いところとかの表面を触ってにこにこしているにすぎない。しかし実際のところ表面下にずぶりと指を突き刺すと、そこにはカナリ鋭い棘が生えていたりするのである。(別にそれで怪我をしたわけではないが、旅行者であっても比較的長く滞在すれば分かってくるものである。)


ただ、旅行者を決め込む以上、それにあえて目をつぶるのが正しい姿とは言えまいか?そんなことをふと思ってしまったのである。


それだけである。