上野駅 駅蕎麦考

SISIMARUは昨日の昼食を上野駅で駅蕎麦をいただいた。2Fにある、喜多そばというところである。SISIMARUは蕎麦が大好きで、いろんなところで見つければ入るようにしている。高級手打ち蕎麦から駅蕎麦まで何でもこなす。


その中でもSISIMARUは喜多そばのクオリティに感動している。小腹が空いたときの常連スポットである。
まずすごいのは料理人(といってもおばちゃんだが)の手際の良さである。食券を置いてから蕎麦が出るまで10秒弱である。仕事の動きに無駄がない。プロの仕事といえるだろう。そして美味い!駅蕎麦は所詮かき揚げ天麩羅蕎麦であれば400円弱の料理である。多くを期待してはいけない。食材も吟味したものではないだろうし、化学調味料等のケミカルはたくさん入っているであろう。でも、美味い。汁はうまいし、天麩羅はうまいし、麺は美味いのである。限られた予算で精一杯の料理を出しているのがよくわかり、清々しくさえある


一方そこから数10メートル離れたところにあじさい茶屋という、こちらも駅蕎麦屋があるが、こちらはいただけない。店を入るとパートのお兄ちゃんお姉ちゃんがすらりと並んでいて、マニュアル通りに注文を聞く。そしてまったりと調理場に入ってから料理が出るまでに2-3分はかかるであろうか?所在なげに待ったあげくに出てくる蕎麦は学校給食状態である。すなわち、おざなりで、工夫が無く、可も不可もない味である。SISIMARUは一度こちらの蕎麦を食べて(゜◇゜)ガーンとなってしまい。それからはできるだけ避けるようにしている。ただ品種の多さ故、たとえば冬に冷たい蕎麦が食べたいときに入るくらいである。


なんだSISIMARUは貧しい食生活をしているな〜(×_×)なんて哀れむ必要はない。実はSISIMARUのエンゲル係数は異常に高いのである。ただ、カバー範囲がB級グルメの範疇にまで伸びているということである。A級グルメもB級グルメもそれぞれの愉しみはある。問題は対価に対する代償が見合うか否かであり、生意気な物言いをすれば、SISIMARUはグルメ(美食家)であるよりグルマン(食いしん坊)であるということなのだろう。


しまった、マジで食いしん坊なのであった\(^_^)/